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猫難治性口内炎(FCGS)

世界で初めて「抗ウイルス・抗菌・抗炎症」三位一体の治療体系

従来、獣医臨床における猫の口内炎への対応は、ステロイドによる炎症抑制、抗生剤による細菌制御、それでも効果が得られない場合には全顎抜歯へと進む——という流れにほぼ収斂している。

しかし、このアプローチの根本的な欠陥は、口内炎という病態、ひいては炎症そのものの本質に対する体系的理解の欠如に起因している。

猫の口内炎は、本質的には大きく二つに分類される。

すなわち、単純細菌性と、ウイルス・免疫複合性である。

細菌性口内炎における病変は、通常、歯冠と歯肉の接触部位に限局する。

猫という種の寿命的制約により、プラークの蓄積期間は深部組織へ炎症を進展させるには不十分であり、このタイプの口内炎は、病変境界が明瞭で、処置も比較的単純である。

一方で、臨床的に問題となる重度かつ難治性の口内炎においては、その本質的原因は細菌ではない。

根底にあるのは、猫カリシウイルス(FCV)の持続感染である。ウイルスは口腔上皮細胞を複製の場として利用し、宿主細胞を持続的に破壊することで、粘膜における固有免疫バリアを崩壊させる。

このバリアの破綻により、炎症は徐々に拡大し、やがて免疫介在性炎症へと移行する。

この段階においては、いかに強力な抗生剤や免疫抑制剤を使用したとしても、それは症状の抑制に過ぎず、病因そのものを遮断することにはならない。

2020年以降、猫博士は世界で初めて「抗ウイルス・抗菌・抗炎症」三位一体の治療体系を確立した。

モルヌピラビル、モキシフロキサシン、漢方薬を中核とし、三者を相互補完的に組み合わせることで、いずれか一つでも欠ければ成立しない治療構造を形成している。

この体系は、これまでに数万例に及ぶ症例において、猫を慢性的な口内炎の苦痛から解放する結果をもたらしている。

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